緊急事態宣言下のGW

東京都と関西2府1県に緊急事態宣言が発出され迎えた今年のGW。

気になる各地の人出は?と言えば、さすがに1回目の緊急事態宣言が発出された昨年のGWと比べれば銀座や渋谷、新宿も2倍~4倍に増えたが、前の週に比べれば軒並み減少したとか。

どんなに「不要不急の外出を自粛」「ステイホーム」と呼びかけても、それに従わない人には、ザックリ言って3つのタイプがあると思う。

一つは、こうした自粛要請が余りに長期化しマンネリ化した結果、感染リスクに対する警戒心が緩んでしまった人。二つ目は、明日のことより今日、この瞬間を楽しんで過ごしたいと思っている人。残る一つは、何事にも無頓着で自粛要請の意義や意味すら定かに理解していない人。

自分は自粛要請には従ってはいるが、予定していたゴルフを中止し、ささやかな楽しみであったギターの弾き語りやカラオケのコンサートがことごとく中止となって、正直言うと心情的には結構シンドイ。

しかし残り少ない余生、タラタラとした時間を過ごすのはもったいない。決してそうあってはならないと改めて自戒する。

弾き語りやカラオケは、一人だけでも楽しめる。だが、自分のような凡人には、コンサートと言う目標がないまま集中力を持って練習を持続することは不可能に近い。たとえ、練習の成果を実感することが難しくても、やらないよりやった方が遥かに納得的な時間を過ごすことが出来る。

庭の草取りや庭木の剪定も自分に与えられた貴重な時間だ。しぶとい草と格闘していると吹き出す汗が心地よい。

このところ腰の状態が良くなったので、ジョギングもまた楽しみの一つだ。移ろう季節を五感全部で感じながら人通りの少ない遊歩道を走る。

こうした時間を過ごしながら過ぎていく余生なら、まんざらでもないなと思いながら。