最近DIYにハマっている。小学校の頃は図画工作が苦手で、というより担当の先生が苦手だったのかも知れないが、本来楽しかったはずの図画工作の時間が苦痛でたまらなかった記憶しか残っていない。
そんな自分がどういう訳か、このところ立て続けにDIYで工作物を完成させた。
まずは、植木や花の肥料の保管棚を手始めに、植木鉢の保管棚、それからスコップや箒、塵取り等の庭仕事用の道具の格納庫、支柱の格納庫を作った。
材料となる木材は、家にあった廃材を最大限活用し、あとはホームセンターから買ってきた。併せて防腐、防虫用のペンキも買ってきて2度塗りした。
肥料の保管棚は3段構造にした。肥料の1袋は、さほどの重量はないが、色々な種類の肥料を保存するため、板は分厚いものを使って頑丈に作った。
植木鉢の保管棚は、同じように3段構造にしたが、植木鉢は単体でも重いものなので、分厚い板のみならず長く太い釘を多用して特に頑丈に作った。
支柱の格納庫は、支柱の長さが2m以上もあるため、縦が長く横や奥行きが狭い構造となりバランスが取りにくい。そこで庭仕事用の道具の格納庫と合体して横の長さを確保するとともに、多少ではあるが奥行きの余裕も確保した。
だが、それでも長い支柱を安定格納するためには充分とはいえないので、何か参考になる格納方法はないかとネットで調べてみた。
色々あった中で、一番しっくり来たのが酒屋さんの「一升瓶ケース」の活用だった。
早速、ヤフオクで購入して格納庫にセットしたらサイズ的にもピッタリだった。
プラスチック製のケースが頑丈なことも良かったが、一升瓶を入れる穴ごとに支柱を均等にセットすると、抜群にバランスが良くなった。
念のため倒壊防止のためのチェーンを後ろのフェンスにくくり付け、杭を全面に打ち込み万全を期することにした。
最後に波板をそれぞれの屋根に取り付けて、すべてが完成した。
腰の余り良くない自分にとって中腰の作業は辛いものがあるが、流れる汗の爽快感と完成した工作物を眺めた時の達成感には格別のものがあった。だがそれ以上に、完成した姿をイメージしながら色々と設計図を考える楽しさ、それがDIYの一番の醍醐味なのかも知れない。