猛暑の中のジョギング(その2)

ずっと以前にも「猛暑の中のジョギング」について書いたことがあったが、同じテーマでまた書くことにする。

東京はここ何年も長く暑い夏が続いているが、特に今年は猛暑日数が観測史上最多を大幅に更新し、まるで鉄板の上で焼かれているようにメチャ暑い。

これは日本だけでなく世界的傾向なんだそうで、何処かのお偉いさんが「もはや地球温暖化ではなく地球沸騰化の時代を迎えた」とか言っていたが、この言葉が妙に説得力のあるものとして聞こえてくる。

しかし、メチャ暑いからと言ってエアコンの効いた部屋の中ばかりにいたら、足の筋肉は2,3週間でたちまち退化してしまうし、何よりまた高値安定中の血糖値が跳ね上がって、待ってましたとばかりに薬の量を増やされることだけは我慢がならない。

とは言っても流石に35度を超える炎天下であれば無茶はしないが、30度を超えていても風がある時間帯であれば7月は週1回、8月はこれまで週2回ジョギングに出かけている。

小金井公園やグリーンロードは鬱蒼とした木陰が多い。木陰は爽やかな風が吹いていて直射日光のある場所よりかなり涼しい。

今年は例年に比べ蝉の鳴き出しが遅かった。心なしか蝉しぐれも控えめに聞こえる。その蝉しぐれもミンミンゼミからツクツクボウシにバトンタッチされれば、長かった夏も終わりに近づく。暑さ寒さだけでなく音も季節の移ろいを教えてくれる。

いつまで走れるのか?最近そんな自問もしなくなった。

ただ、今年もまたこうして走り続けている自分の健康に喜びと幸せを感じている。